アビスパ福岡はどこへ行く?

[アビスパ福岡の問題点]その1.
1.チームを支えるのが福岡市と地元企業。つまりクラブの成り立ち自体が寄り合い所帯であること。

この点は市民の中に入り込んだ「ホームタウン活動」等、子供たちのスポーツ振興の点では大いに役立っているという長所もあるが、実は短所が大きすぎる。
クラブ経営に於いて誰もリスクを負わない。自分の顔(責任)でクラブチームの問題点や課題を背負って行こうという気概もない。クラブ経営のプロが不在で財務もきちんと見れない。人が変われば一から出直し。この繰り返し。これで大きな負債を抱え市民に多大な負担を強いた。
至近の例を取ればサガン鳥栖の井川社長の活動・行動ぶりからすれば天と地。
できれば今の専務が井川さんのような存在になってもらえたらと私は思っている。

2.幹部は市役所からの出向者、もしくは地元大手企業からの出向者。

彼らは自分の任期中だけなんとか平穏無事に過ごせばいう連中ばかり。
このお役所体質を変えない限り、長谷川のような崩れヤクザの出現を許してしまう。
また他へ委託しているらしいというアビスパサポーター唯一の公式情報源である公式HPは出来も悪いし、アップも極端に遅い。そこに面白みもサポーターを揺さぶるような感動もない。この貧弱なHPは今のままではサポも当てにしていないが、完成度はJクラブ最低レベルといって良い。
クラブは、公式HPのデキや博多の森の運営(シミズさんへ委託)を楽しみあるものに改善・改革しない限り、「たった2万人!」とか馬鹿にしたような営業活動を千回やったとしても観客は増えることはない。彼らは自分の頭に乗っているカツラがズレていることに全く気づいていない。

3.強化方針なきフロントと悪名高き長谷川統括の存在。

京都、神戸のチーム崩壊の元凶にもなった長谷川の唯一の長所は世渡り上手という点。
彼にはチーム愛はもちろん、長期ビジョンに沿ったチーム強化方針もない。
だから場当たり的思い付き補強しかできないし、彼が携わったチームは全て迷走する。
(彼が危険な存在であることは今年の春からここに書き続けているので時間が許すなら読んで下さい。)
それとタレントである岩本には悪いが、今回の岩本の件などはその典型。チームには古賀誠史という使い方次第では大きな武器にもなる選手がいるにも関わらず。また今この時点でこれ以上ベテランの存在は必要ない。
チームが万が一古賀誠史を放出するような事態になればそれこそ暴動が起きるに違いない、と私は思っている。