クラブはどこへ行く1.

しばらくクラブのことに集中するため上にあったバナーを外させて頂きます。
川淵氏への認識は少しも変わっていませんが。後日「Good bye川淵さん。」の件については一旦総括する機会を持とうと思っています。
■クラブとサポーターの関係

『「勝って得る客なんかより、負けて得るサポのほうが尊い」
  (こちらのBLOGから。レッズ藤口社長のインタビュー
  より)』
『「勝たなければ客はこないといっているうちは絶対入らない。
  そういうもんじゃない。」(同じく)』

以前にレッズ関連のお仕事もされた経験を持つ敬愛するKINDさんのBLOGにも紹介されていましたが。
レッズにはオフィシャルサポーターズクラブが3,237クラブ、そのメンバーが12,459人もいらっしゃいます。
もちろんこれは一朝一夕で成し得たものではないし、私もこのことは奇跡なんかではないと思います。
■一人ひとりの意思
昨日も夕方、お店で珈琲を飲みながらサイラーさんとお話ししましたが。
現在のクラブを取り巻く状況、チームを取り巻く状況は余りにも多くの問題や課題が鬱積し、とても一人ふたりの力では及びもつなかい片付かない問題ばかりです。
それと、「さよなら松田」のような弾幕を上げるような刹那的な行動は「刹那的な結果しか生まない」ことは歴史が証明しているわけです。
刹那的な(幼児的)行動は、いってみればアビスパ福岡の土壌でもあるかも知れませんがw
一人ひとりがその土壌を良質なものに変える努力をしなければ新たな価値は生み出せないと思っています。
それには私も含めて極く普通の一人ふたりで博多の森にいらっしゃる人々のすべて行動にかかっていると言っても過言ではないと思っています。現状は「団体にもたれかかり依存だけしていればいい」状況ではない。
果たして今後、サポーターは自立できるのか。
また、一人ひとりが排他的になることなく、是は是、非は非で、できることから行動していく中にこそ突破口は見つかると思っていますが。クラブの成り立ちを変えるわけにはいかない現在、そういったことも踏まえ、クラブ当事者だけに限らずわたしはサポーターこそがビジョンを持って取り組まないといけないのではとも思っています。

私たちはクラブにどういうアイデンティティを持って行動するのか。
また私たちはどういうクラブにしたいのか。
誇りの持てるクラブにするにはどう行動していけばいいのか。

もちろんJ1残留という目の前のことも大切で重要なことですが、今現在の現象だけにのみ囚われることなく、このことをこれから少しづつ考えていこうと思います。
(この項つづきます)