Number660

■Numberが面白い
オシム保存版ともいってよいこの号(「オシムの全貌」)について少し長く書き込んでいましたが、自分のミスで消滅してしまいました。
改めてアップする気力がないので、簡単に。
ここ数年文芸春秋社が発刊するこの雑誌は立ち読み扱いしていたのですが、Number660は実に読み応えありました。(しかし661:欧州サッカー、662:オシムインタビューはデスクに積んだまま・笑)
この号は稀代の名将であるオシムさんについて。
ユーゴ時代の水運び人であるカタネッチ氏(マケドニア代表監督、02年WCはスロベニア代表監督で出場)と、現役のヴァスティッチ選手(オーストリアリンツ在籍、グラーツ時代オシムの指揮でCL3季連続出場)の語るオシム像は木村氏の筆力によるところもあるのでしょうが、興味深いものでした。
この号では反町氏(U−21代表監督)がインタビューで言及していた名波移籍の件とかも。
■気骨のあるジャーナリスト
ところでエルゴラ301号(9月28号)にえのきどさんと前サッカーダイジェスト山内編集長との対談が。
話題になったWC終了後すぐの協会批判(川淵批判!)を自分の言葉で発言した件について語っています。
個人的にもこういう山内さんのようなバランス感覚に優れた読者の視線を併せ持ったジャーナリストが出現していることを嬉しく思いますし。彼が特殊でなく普通なのだという時代が早く来るといいと思っています。
良質なライターと編集者の存在があるからだと思いますが、最近はサッカー雑誌(スポーツ雑誌)が段々と面白くなってきたように感じています。