浦和戦雑感

「FWに守備をさせるから得点力がアップしない」と、言ったのはクラブの町田運営本部長(9/27開催の意見交換会にて)であるが。
鹿島戦に引き続きFWの布部と飯尾は、前線からしっかり守備をしていた。
個の力量差からいって鹿島戦の前半ような組織的な戦いはできなかったが、それでもキャプテン・ホベルトや千代反田、金古、北斗、アレックスら主力が大幅に欠けた状態のチーム力でJナンバーワンチーム相手に選手たちは良く戦っていたと思う。一人を除いて。
現状のアビスパは、キャプテンマークの布部がピッチ上での采配をし、久藤がそれを補佐している。
それを隠したくて雁ノ巣は連日ブルーシートで覆われている。
この試合の川勝氏はこの試合からベンチに入れた釘崎を途中投入した以外には見るべきものが何もなかった。城後の使い方や生かし方も知らず、10試合以上を無駄にして「うちが対抗するとしたら組織力」と今になってようやく言い始めた川勝氏はもう既に終わっている。
それにしても町田氏のような自らのチームの戦闘能力も把握できず、サッカーを全く知らない連中がクラブ運営をやり、現場評価に取り組んでいるのだ。悲しいことに。
アビスパ福岡は18日(水曜)が取締役会であるが、彼らには早く自分に向いた仕事を探して欲しいものである。
11月には今季の査定や来季に向けた体制作りが始まる。社長の決断が遅れれば取り返しがつかなくなるのは間違いない。
次節もホベルトは不在であるが、北斗やアレックスが帰ってくる。調子の上がってきたジュビロとの対戦は期待したい。