WY七大会連続出場

AFCユース2006インド、準々決勝
[日本ーサウジアラビア]:スリーカンテーラヴァスタジアム
以下、メモ。
日本代表の先発は、林、堤、槙野、福元、内田、柏木、青山、梅崎、田中、河原、森島。
この世代での梅崎は風格すら漂う。
その梅崎と内田の二人の存在、それとキャプテン福元はがさすがにチームに落ち着きを与えている。柏木も技術があってなかなか良い。
前半の8分。柏木の左足から放ったプレースキックに、ニアで河原が頭で合せ日本先制。
右から攻撃は鋭くもやや偏重気味。右半分でゲームしているみたい。内田は出場できなかったナビスコ決勝分も仕事。体調も完全に戻っている。
日本、ポゼッションもシュート数もリード。
ただ雨で足元悪く、細かく繋げず互いに粗っぽいプレーが目立つ。
審判は落ち着かせることができない場面多く判定がやや丁寧さに欠ける。
サウジアラビア、後半途中から選手交代で前線を増やす。
中盤省略の4トップ気味か。
足元悪いのとサウジがミドルで放り込む場面もありGK林大忙し。
バーを2度ほどたたかれる。
後半35分過ぎ、サウジのセットプレー。ペナリティエリア内で森島がPKを与える。
サウジ決めて1−1のドロー。
これで非常に緊張感漂う雰囲気となってきた。
こういう経験もまた良し。
テレ朝、ショック顔の森島を何度も大写し。司会者も嫌味だが嫌味なカメラマン。頑張れ!デカモリシ
後半ロスタイム間際、何本かの繋ぎでチャンスを作る。途中から入った青木が2人に囲まれながらも股抜きしつつ落ち着いてゴール。
2−1。
これでワールドユース出場決定!
ワールドカップって表現には慣れない。やはりワールドユース

■<追記>
1.準決勝は韓国代表との対戦。9日19時半より。
もうひとつは中国を敗ったヨルダンと北朝鮮。日本ー韓国が事実上の決勝戦か。
この4チームがカナダで開催されるワールドユース大会へ出場。
2.この世代での日本代表のアジアユースにおける韓国との対戦成績は3勝1分18敗。

韓国代表は12度の優勝を誇る。過去10大会では5度。日本代表は5度の順優勝のみ。
また今大会の韓国代表は4試合で15得点と得点力が抜けている。(日本は4試合で9得点)

3.放置ですが、オシムさんが固有名詞を出す。
「梅崎、森島、内田ら将来性のある選手がいる」
4.このチームのピッチ上の指揮官は梅崎。

「このチームは勝負強くなってきていると思う。落ち着いて出来ている。課題はボールを取った後のつなぎ。すぐ蹴ってしまうから、それでは相手からしてみたら怖くない。攻撃自体も縦ばかりになっているので、もっと横の揺さぶりが必要。僕自身はボールに触る回数も少ないので、もっとボランチにサイドを変えるなどしてほしい。今日の後半は何度かあったけど。優勝は目指すけれど、それより次の試合。韓国も強いからカウンターとかに気をつけたい」(J'sGOALより試合後の梅崎談

5.[補足]ワールドユース出場日本代表チーム

79年<日本>[監督]松本育夫[選手]水沼、柱谷幸、風間、柳下、
                鈴木淳
95年<カタール>8[監督]田中孝司[選手]中田英、松田、奥、山田、
                下田崇
97年<マレーシア>8[監督]山本昌邦[選手]宮本、中村俊、柳沢、
                 明神、戸田、山口
99年<ナイジェリア>準優勝[監督]トルシエ[選手]小野、本山、高原、
                小笠原、遠藤、稲本、加地、
              中田浩、酒井、播戸、永井、南
01年<アルゼンチン>[監督]西村昭宏[選手]佐藤寿、駒野、石川、
                前田、山瀬
03年<UAE>8[監督]大熊清[選手]今野泰幸を中心に永田、小林、
                角田、菊地、坂田、平山
05年<オランダ>16[監督]大熊清[選手]平山、水野、梶山、家長、
                本田、カレン・ロバート、北斗、
                西川、前田、増嶋