無理強いる代表戦

[3カ国対抗:U−21日本代表ーU−21韓国代表]:国立競技場
この時期にUー21代表戦をやる意味は全く無い。
しかもWCの影響を受け週末と平日に組まれた終盤のリーグ戦日程の狭間に無理やり押し込めた日程。
ガラガラの薄ら寒く写る国立競技場から送り出される画面を、そう思いながら見ていたが。中村北斗の怪我で試合が終わる前に画面を消してしまった。
もし万が一代表戦の意味があるとすれば論理性だけが先走る反町氏に経験を積ませるためでしかない。*1
代表選出で喜び意気込む選手たちや、送り出したチームこそ被害者である。
その国のリーグが今どういう時期を迎えているのか、どういう状況なのか、シーズン終盤で選手たちのコンディションがどうあるのか。
プログラムを組んだ田島や能天気におしゃべりする川淵には理解できない、全く配慮できない世界なのだろう。何度も書いたが、もはや川淵は終わっている。
今日だけはリーグ戦やJクラブに危害を加えている人間のことは敢えて呼び捨てにします。(お目汚し失礼。)
若い選手たちにアウェーの経験を積ませた韓国遠征は未だしも。寒い中、国立までお出かけになった方々(知り合いも含めて)には申し訳ないが、このプログラムには何の意味も意義もない。
もちろんゲーム中の怪我はつきもの。激しく当たり合うライバル韓国相手であればなお更。
怪我しやすい時期(コンディション)を迎えていたことも確か。
放映権など莫大な収入を得ながらも、選手たちの使い捨てを続ける日本サッカー協会からは、何の保障もない。ただお疲れさんと福岡へ帰還させられるだけである。
リーグ戦は残り3戦。
一番に悔しくてやり切れない思いを抱いているのは中村北斗本人であろう。
そういう意味では、明日は、後輩の城後や同僚である田中佑昌の頑張りが試される。
北斗の早期の回復を願いたい。

詳細は後で知ったのですが。
後半30分に増田が中国戦に続き同点ゴールを決めた。お母さんを7月に亡くしたばかりの増田にとっては本当に嬉しいゴールとなったに違いない。
個人的には身体が未だに重く動きにキレがないFW平山を心配しながら見ていたが、増田のゴールが反町氏を救うゴールとなった。
昨夜遅く来た知り合いの鹿サポからの嬉しそうなメールは、4時半起きで見たCL16強入りの俊輔の見事なゴールとともに束の間の癒しの便りとなった。

*1:実は反町氏はこのところ一部の選手を偏重する嫌いがあるから論理的ではないのだが。