天命を待つ

■一里塚

決して排他的にならず自分でできることを自分たちでやる。
後悔しない為にも思いついたことでいいのでやってみる。

という最初の想いを抱きながらHAKATA-NO-MORI PROJECTのコミューンを立ち上げ、今日まできました。

きっかけは既成のグループからの接点触発でしたが。過去の人生の失敗や反省から「組織や団体を決して優先しない。」むしろそういう取るに足りない既成の考えは排除すべき。利権や利害を生みやすいグループ作りさえ決して求めない。
サポーターがクラブと利権で繋がってしまうことは何があっても避けなければならない。またその逆の、サポーターがクラブの"アンチ"サイドであってはいつまでも進歩・止揚しない。
新たなコミューン作り。

欧州の古豪クラブの会長選挙にクラブソシオが投票権を持つシステムは未だしも。クラブを支えるサポーターの立つ位置は基本的に意思を持った一人ひとり。自分の立つ位置は決して見誤らない。
そんな中、「来る者拒まず、去る者追わず」の自然体でここまで来ました。
「動こうと思っています」とここで書いてから5ヶ月近く。
長かったような短かったような。縁ある多くの人のお陰でこの5ヶ月近くを過ごすことができました。多くの皆様に感謝申し上げます。
根本的な解決は未だまだ先のことですが。あくまでもこれは個人的な感慨でしかありませんが、地方の小さな誇りあるプロサッカークラブになるための、一里塚には入ったような気がしています。
それもこれも多くの声なき声のグループが様々なカタチでムーブメントを興したからだと思っています。
■Project12
来季12周年を迎えるにあたり、多くの皆さんのご提言を集約したProject12ですが。
クラブも、どんな結果になろうとも「Project12」を前向きな提言として受け取ってくれました。そして一部では既に動き出しています。
既成のボランティアで満足することなく。そうやって、多くの方々が声をかけあいクラブをサポートしていくこと。提案、提言していくこと。
団体や組織に依存したりお任せするだけでなく、是非とも次々と意思ある方々は”波状的”に動いて欲しいものです。
間違いなく!アビスパ福岡はそれなしでは成り立たない。そう思います。

例えば社長も(新市長も!)同意していましたが。
ゴール裏の人々はゴール裏改修を目標にして知恵を出し合い。レプリカ運動とともに実現へ向けて粘り強く動いていく。
大事なのは、閉鎖的な小さな顔見知りだけのグループだけにとどまらない、社会性のある運動体にしていく。

といった形で進んでいくことを望んでいます。
前向きなプロジェクトは、意欲的な若い人にお任せすることにしたい。いずれにしても前線にも立てない老兵は去るしかないわけですから。
■一大決戦
本日は、リーグ最終戦。相手は今季同時に昇格した好チーム、ヴァンフォーレ甲府。今日のゲームで今後の運命が決まっていきます。
全ての結果は天にお任せするしかありませんし、まずは目の前のゲーム。
悔いを残さず最後の最後まで力を出し切ること。最後は倒れるほどの力を引き出す為にも、全力でのサポートができるといいと思います。