クラブのビジョンとアイデンティティ

Jリーグは、まだまだ未成熟で未熟な組織形態で運営されているチームが多い。
アビスパ福岡も一例に漏れないが、早々にしっかりしたクラブのビジョンとチームの強化方針を打ち出すべきである。
手法は検討しなければならないがその点においてクラブ側が約束した「サポーターズカンファレンス」の開催を要求したい。
■4つのグループ
やがて、数年後にはJチームは
A.多くの資金力を有し圧倒的な営業商圏シェアを持つビッグクラブ、
B.リーグ戦の優勝争いに絡むことのできる強豪クラブ、
C.カップ戦程度の優勝争いには絡めるが堅実な経営の中堅クラブ、
D.地元の若い選手を育てながらある時はビッグクラブに選手を供給する地方の中小クラブ
の4つのグループに明確に分かれていくことであろう。
アイデンティティ
そしてものごとには順番がある。
現実的には、財政的にもチーム力的にも脆弱な基盤しかない福岡は上記のDのコースを着実に歩み、やがて何十年か後にはCのグループを目指すというところか。