映像心象風景
◆1月に観た映画から・・
「硫黄島からの手紙」:クリント・イーストウッド監督、渡辺謙、二宮和也
「ディパーテッド」:マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ、マッド・デイモン
「それでもボクはやってない」周防正行監督、加瀬亮、瀬戸朝香、役所広司
「幸せのちから」:ウイル・スミス、その息子
これから観る方もいると思うので、以下ネタバレしない程度に雑感。
「硫黄島からの手紙」は、全編日本語の米国映画。オスカー候補にまで上っているのは全米を覆うイラクの失敗と苛立ち感の世相も影響しているからか。
劇中のバロン西のような方が当時にも存在したという日本人としての「誇り」。
「ディパーテッド」は、組織犯罪の抗争の無残な殺し合いと後味の悪い顛末の中、際立つ存在感とうまさを見せているのがジャック・ニコルソン。
希望も何もない映画だが彼の”超絶”演技を見るだけでも入場料の分はある。
「それでもボクはやってない」は、電車の中での痴漢を題材に、現在の裁判の有り様をあくまでもリアルに描いた映画。
個人的には観終った後に残尿感(失礼!・笑)が残った。
「幸せのちから」は、ウイル・スミス親子が主演。ウィルの子供は大人顔負けで演技がうまい。もう一度観たくなるような面白さがあったのは、アメリカンドリームが題材故か。
秀作!