「日本サッカーの父」1.

■Just Do it!
クラマーさんが来日して5日目の昨日(20日)、ホテルニューオータニで「講演会」と「パネルディスカッション」が開催され今回の公式行事が終了した。
年齢を全く感じさせない矍鑠(カクシャク)ぶりと大きな存在感。クラマーさんは15日の来日以来精力的に日程をこなした。
途中サポーターとの懇親会をはさみながら、地元の有力校3校(東福岡、筑陽、東海大五高)をまわり、その後鈴木惇選手の(U-18)代表帰国後にアビスパのU-18のチームを指導された。
また香椎浜フットボールセンターではU-6のジュニアユースも指導された。

クラマーさんは講演会の中で大変興味深い話をされました。
今回指導したU-6の子供たちが自らのインスピレーション(ひらめき)で、見たこともないやったこともないようなフィントやプレーをしていたらしく。
クラマーさんはそれを見て”目頭が熱くなり”子供たちの大きな”才能を感じた”そうである。

しかし上の世代に行くごとにその才能は凡庸なものとなり輝きは失せる。つまりコーチをすればするほど子供たちの芽は摘まれていく、というような内容の話をされていました。
そして。
湯布院でゆっくり静養される筈だったクラマー氏の予定が急遽変更された。22日(火)と23日(水)の二日間、育成コーチの指導に情熱を費やすこととなった。
クラマーさんはJust Do it!を自ら体現した。