「チームは誰のものか?」その4.

さよなら、リトバルスキー

■[選手権への道]
11月11日午後。秋空の博多の森
自分たちの戦いを貫き通す強さを持った東福岡高校の安定した守備。
一方前半からよく戦っていた筑陽学園は守りの要を失ってしまい(NO.5が後半開始早々に2枚目のカードで退場)攻めのリズムを失ってしまった。
鍛え抜かれた選手たち。一人ひとりの優れたスキルと攻め手の速いパススピードもあるが、何より守りきる強さ。それこそがヒガシの2年ぶりの全国大会への出場を決定づけた。
吉浦先生の指導の下、筑陽の選手たちも本当によく走っていました。
東福岡は12度目の選手権出場。

「攻撃サッカー」と言われるバルサでさえベースはしっかりしたディフェンスあってのもの。
さて「1年でJ1復帰」の目標が潰えたうちは?

■[名選手の迷采配]
J2第49節、セレッソ戦。相手チームの高いモチベーションに惨敗。
無茶苦茶な思いつきの選手配置に、相も変わらずピッチ上で選手達を素っ裸にするだけの指揮官。
ビルドアップという名の超スローな攻めは相手チームに万全の守備体制の時間を与える。
あくまでもカウンターに弱い下がるだけの守備。
約束ごとや意図のない戦い。守備組織は遠く葬り去り、いつでも1対1。
資金力のない地方の中小クラブに、采配力、戦術眼、チームマネージメント力などがJ史上最低の監督はこれ以上もういいのではないか。

大阪まで足を運ばれ寒い中必死に声を枯らした皆さまは、大変お疲れ様でした。