一旦、撤退

勝ち点は奪ったもののチーム状況に少しの変化も見られず。
 財務的には2ヵ月後位(例年のごとく!)が資金ショートの大ヤマを迎えていると聞くし、この状況では来季以降を見据えた大きな変化をもたらせるチーム体制は組める筈もない。
 ここは一旦、撤退(出直し)ということで。
最初は代行でもいいから内部昇格を果たし、風向きを変えるしか道は残っていないように思う。
以前から興行のことしか考えていないフロント。このままの状態で予定していた後半戦の入場料収入が見込める筈もない。
 統括すべき人物からのメッセージは出てないが、手を打つべき時期はとっくに過ぎてしまっている。
現在の成績不振は、4年間の一貫しないチーム作りが大きな要因であり、また監督未経験者の唐突な監督就任判断もその一因にある。補佐すべき立場の人が監督の補佐をしているのか見えないが、今季前半の全てが未熟な監督のせいというわけではない。
 さて、生え抜きの人材で。ホームタウンコーチからスタートしてトップチームの指揮官へと上りつめた篠田氏。指揮官としては未熟だったが、クラブにとっては有用な人材。彼には十分に出直しできる若さもある。
 フロントの責任の取り方とともに、問題になるのは篠田氏の処遇の仕方。かってのような「冷酷」極まりないやり方だけは避けなければなるまい。
と、思う。