優位性は揺るがない

ブラジルWCのアジア最終予選
ヨルダンとの戦いはアウェーの怖さを体感することとなりました。
しかし、選手たちはよく戦ったと思います。
それ以上に、ヨルダン代表の選手たちの後がない崖っぷちにいる気迫が勝ってはいましたが。
それにしても完全アウェーの雰囲気の中、時計のない(時間を読めない)ピッチでプレーする選手たちは大変でしたね。
この試合、FW前田の後ろに香川をトップ下、右に岡崎、左に清武の布陣。
少しだけ「たられば」の話しをすると。
香川との連携を考えれば(香川を中心に考えれば)、左に岡崎、右に清武の方が何倍(!)もチャンスが生まれたように思います。
ゲームの途中、そういう場面がありましたが、二人は本当に合っているなと思いました。いや、香川の決定力を考えれば是非ともそうすべきでした。
メディアは「本田不在の大きさ」を書いているようですが、決してそんなことはありません。
香川ー清武のコンビプレーは世界に十分に(!)通用するものと思います。例えスペイン代表と戦ったとしても。
あえてそうしなかったのは、ザックが中央からの崩しよりもサイドから決定的な場面を作ることに重きを置いているからだと思います。
そういう意味では。
WCの出場が決まったら、本人(ザック)は(念願の)やりたがってる3−4−3のシステムに早く移行したいはずです。
代表チームを率いるザッケローニの(彼らしい)戦いの手法は続きますが、そんな中でも日本代表の傑出したタレントである本田と香川の活かし方に注目したいものです。
最後に、
一部にはPKを決め切れなかったMF遠藤を”責める”むきもありますが、彼は決して「外した」わけではありません。
相手GKの集中力が素晴らしかっただけだと思います。