追憶のアイルトン・セナ

94年、5月1日、彼が突然去って
ちょうど10年になる

ああ、その日から呪いの響き”イタリア・サンマリノGP”

88年マクラーレン・ホンダに乗ることになって
彼はブラジルのヒーローではなく
日本の、いや世界のヒーローとなった

時速230kのマシンがサンマリノの側壁に激突した瞬間に
彼は神となった

160戦、41勝、61ポールポジション
おそらく誰にも破られぬ大記録なのだが
そんなことより
セナはセナのまま、私の目の前を一気に突き抜けていったのだ
貧富の格差、通貨危機、行き詰る社会状態、これがブラジルの今日の形容詞なのだが
セナの幻影は、今日も、ブラジルの人々の心の中に益々と輝きを増す
姉・ビビアニが作った「アイルトン・セナ財団」は脈々と貧しい若者たちの中へ今も息づいてるらしい

セナの恋人は、恋人のまま今年41歳となった。

そして、忘れてはいけない
セナとともにサーキットの鬼となって
強烈にデットヒートを重ねたナイジェル・マンセルは
セナの死後、抜け殻のようになりその後のレース人生を送ったことも

4月24日付けのnom nomさんのblogに、「アイルトン、君がいなくて寂しいよ」
また、その中に紹介されていた「セナを語る詩」は、泣かせます。




<メモ>16日開始
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