期待するファンが悲しんでいる

「94年セレソンVSドリームチームジャパン」のゲームが中止になったのはどこかのblogで見たが、内容を良く見ると日本サッカー協会が承認しなかったとある。折角このゲームをこの夏最大の楽しみにした人からみれば本当に残念なことだろう。
KABUさんも書いてるけど、なんかヘンだよね。これでよくチケット販売実施したと思う。

日本サッカー協会様より6月末、承認申請許可をいただき事務局一同一丸となって取組んでおりましたが、先般、日本サッカー協会様より承認せず、関与しない旨の連絡がありました。

申請は受け付けたけど、判断の結果、日本サッカー協会が承認しなかったのだろう。サッカー協会の不承認理由はわからないが、協会が事務局に対して何がしかの要求を突きつけ、その条件をクリアすることが困難なのだったと読める。

ドリームマッチ実行委員会(事務局)はこのイベントの企画を、来年度愛知県内にて開催される2005年日本国際博覧会パートナーシップ事業として取組んでまいりました。博覧会には公式参加表明国が現在125カ国でありますが、ブラジル連邦共和国は残念ながら未だ参加表明をされておりません。
日本にはスポーツを通じ非常に関係の深い様々な歴史を築き上げましたブラジルとの‘サッカーイベント’を開催することで参加の機運を盛り上げることが目的のひとつでもありました。

博覧会参加の機運を盛り上げるためのサッカーイベント開催というのは少し無理があると思う。ブラジル政府の都合で不参加が決められているとしたら、その内情も理解する必要があろう。ブラジルの経済状況のこともあるし。この文章はオカシイ。

日本におきましてはワールドカップの歴史の一つでありますドーハ組メンバーが選手として我々ファンの前で当時の優勝チームとの対戦で悲劇の歴史に新しい歴史を築いていただける期待と希望をたくしながらのイベント開催への取り組みでありました。

「悲劇の歴史に新しい歴史を築く」というのはちょっと飛躍している表現だなぁ。
もしかして、ひょっとして、ブラジルで監督修行中のラモスさんの思いつき企画なんだろうか?と思ってしまった(笑)この文章もオカシイ。。
こういう企画は資金が膨大にいるし、公告代理店つけてキチンとマーケティング調査やったうえで計画しないとなかなか開催は無理だと思う。協会に出入りしてる顔のきく電通さんあたりに頼んでみたらと思うけど、もしかして電通も投げた企画?(笑)
94年セレソンは、若きレオナルド、ジョルジーニョドゥンガなど日本でも馴染みの選手多いし事務局も観客呼べると思ったのだろう。ジーコスタで鹿島OBとなら、何かのついでの”余興”で企画できるかもしれない。



*写真:土佐藩中岡慎太郎 ”極太”の人生を歩いた維新の志士。竜馬とともにこの世を疾風のように走り去った人物。
並外れた努力と勤勉家で当時の志士達とともにベーター星から送り込まれた人物とも言われている(笑)つまりこの世のものとは思えない存在感。毎年、真夏に京都霊山の彼の墓所へお参りに行っていたがもう3年も出掛けてない。
土佐・北川村の慎太郎記念館の彼の書はまことに見事!やはらかい崩し字で味のある竜馬に対し、慎太郎の書は天を衝き抜ける力強さがある。