インカレ

■表彰選手
少し古くなるが、駒沢大学の優勝で幕を閉じた第53回全日本大学サッカーは、決勝に進出した駒沢、立命館のチームから大会表彰選手が選出されたが、5人ともに駒沢大学からの選出となった。

MVP:中後雅喜(駒沢ー鹿島へ)
BEST・GK:太洋一(駒沢ーロッソ熊本へ)、BEST・DF:小林亮(駒沢ー柏へ)、BEST・MF:鈴木亮平(駒沢3年)、BEST・FW:赤嶺真吾(駒沢3年)

FWの赤嶺君は、将来性豊かな逸材らしいが、一年後が楽しみである。
今年の駒沢大は中後を中心に、他校からは頭ひとつ抜けていたのだろう。
■注目選手
エルゴラッソ39号は、この大会に出場した選手の中から、MF兵藤(筑波ー清水)、FW田代(福大ー鹿島)、DF江添(桃山ーC大阪)、FW辻尾(中央1年)、FW石田(立命館)等をピックアップし特集を組んでいた。
金田喜稔氏インタビュー
エルゴラッソといえば、今回(39号)の注目は金田氏のインタビュー。
切れ味鋭い切り口で、今回の「高校サッカー」を総括していたが、いつものTVでの金田氏と違い、高い見識からの鋭い分析に、思わず金田氏を見直してしまった。恐らくインタビューアーが川端暁彦氏だったので、川端氏の”引き出し”が存分に発揮されたものと思う。
現在のJFAの「エリート教育」に、「見る目がない」「100年早い」と切って捨てていた。
素晴らしいインタビューである。
こういうインタビューが出てきたことで、エルゴラの出現により今のぬるいサッカー雑誌が段々と不要になりつつある。彼らも進化・変化していかないといけない時期を迎えている。