J開幕

 なかなか気温が上がらず、この冬の福岡はとても寒い日が続いていました。梅がほころびはじめた3月になって、ようやく穏やかな日が訪れるようになってきました。

 福岡にとっては久しぶりのJ1の舞台。
極めて多忙な日常、なかなか時間を割けないので、今季のチーム体制のことや現在の課題などについては甲府戦の後にでも書こうと思っています。

◇有料入場者
 開幕の新潟戦は、遠く、多くのアウエーサポが訪れていましたが、福岡はシーズンシートが思ったほど売れてないのか、1万人程度の入場でした。
 シーズン当初のこの時期は、子供たちをターゲットにキメ細かい営業戦略を練り上げるべきとは思いますが。興行視点が得意なはずのフロントも、安易な100円チケットや相変わらずのファンクラブの施策など、短期目線だけでなく、長期視点で見直すべきところは数多くあるように思います。

◇黒崎監督
 ゲームは、新潟の黒崎監督の後半の、実に的確な対策が目を惹きました。
 福岡も前半、攻撃面で良いカタチは何度かありましたが、開幕戦はいつでも「後半勝負」。
 篠田監督がどんな手を打つのか興味がありましたが、福岡は新戦力の見極め以外、見るべき点がありませんでした。

センターフォワード不在
 後半になってからの遅いパススピード、少なくなった運動量、ほとんど見られなかったポジションチェンジや逆サイドのクロス。開幕戦の緊張もあったとは思いますが、早めに疲労をとって次戦にそなえて欲しいものです。

 それにしても、ポストプレイのできるしかもターゲットになれるセンターフォワード不在は、シーズン終盤まで苦労しそうに思いました。期待している地元今宿出身の19歳・吉原君の出現を待つしかないのでしょうか。

代理人に注意せよ

地元のプロサッカークラブが、ようやくマトモなクラブチームになろうとあえいでいる。

クラブ運営(会社経営)に慣れない若い経営陣が、財務も、会社の体制も、チームづくりも、これまでどうしようもなく疲弊しきったクラブを3年間で(3年を目標に)体質改善し、なんとかマトモにしようと必死になって取り組んでいる。


数年前J1に復帰した際にあった27億円の予算が昨年は9億円まで落ち、クラブ存続さえ危ぶまれていた。

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謹賀新年

◇賀正
なかなか更新ままなりませんが、本年も宜しくお願いします。


 元日の天皇杯は、オリベイラの老獪ぶりと大迫の成長ぶりを見れたゲームでした。
それにしても、鹿島の14冠は本当に見事としかいいようがありません。

◇アジア向きのサッカー
 アジアカップが始まりました。

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久藤清一がスパイクを脱ぐ日

◆「神を見た夜」から12年目
 1999年からJリーグが2部制へと移行するのに伴い,その前年の98年秋に『J1参入決定戦』が行われました。この試合は,NHKで全国中継され,とても注目されましたが,後々まで語り継がれるような歴史的なゲームとなりました。
 今から,12年前のことです。

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大会は佳境

久しぶりにINします。

サッカー好きにはたまらない期間。

普段地元チームの動向さえ気にしてない一般の方までを巻き込んで、それこそ世界中の衆目を集めて、南アフリカで壮大な大会が開催されています。
国内のTV局も新聞も、大きなスペースと時間を割いて、この大会のことを扱い、普段から、この何十分の1でも「地元チームのこと」を、と、思わず願わずにはおれません。

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スポーツ専門誌

福岡発のスポーツ専門誌「INSIDE」(発行・オフィスイレブン社)が7月24日に創刊されます。
福岡のスポーツ文化を取り上げるスポーツ専門誌の創刊号は、フルカラーの16ページ。
スタジアムでも販売されると聞いています。
詳しくは、こちら。
フットボールな日々 2010年06月09日