玄洋は海を越えて・・その1.

■海を越えた福岡の男たち

今年は辛亥革命から100年。

ジャッキー・チェンの最新映画だけでなく、九州では荒尾市を中心に様々なイベントが開催されている。

先日は、福岡市中央区唐人町商店街の中にある芝居小屋(甘棠館)にて、劇団ショーマンシップによる記念公演が開催された。

チケット完売が続いたこの公演は辛亥革命の主人公である孫文と彼をかくまい支援続けた日本人の物語である。
(この芝居の件は、後で触れます)

小さい頃に世話になった人たちの、自分の身の回りにいた人々(戦争を経た男たち)のほとんどがとても寡黙で、自己正当化や言い訳を嫌う人々がとても多かった。

あらゆることに背中を向けず立ち向かったその人たちは、その精神、とても屈強で恐れを知らない、見ていて憧れの男たちであった。
福岡にはそういう男たちがいた。

そして今ではそのほとんどの方たちが亡くなってしまった。

明治半ばから大正、そして昭和にかけて中でも戦前の人のことは実像を語られることがとても少ない。

敗戦以降の66年間。
アメリカによってもたらされた戦後民主主義への大転換によってその実像さえ抹殺され、かき消されてきた。


歴史の闇に葬られた実像。
この福岡の地には、強い志と屈強な精神ともにアジアを駆け巡りアジアの人たちと大きな連帯を作る人々が数多くいた。

辛亥革命。
インドの独立運動。
フィリピンの開放運動。

福岡の男たちは何も求めず、そして静かに、かの地の人々を支え、支援を続けた。

玄洋社の人たちを中心とする活動は、その後の日本軍部の暴走によるアジアの歪んだ”日本化”とは全く意を異にする。

そんな誇るべき福岡の男たちのことを、少しづつ書き残していこうと思う。

2011、Jリーグ雑感

ベガルタ仙台の場合

終戦、神戸に勝って4位。この上位の位置をだれが予想できたのだろう。
「親愛なる神戸 神戸は僕らの目標だ 優しさと強さも持って 僕らは必ず復興するんだ 神戸のように」ベガルタ仙台選手紹介前の動画テロップ。
3.11から9か月足らず。

若手の成長とともにベガルタの選手一人ひとりの守備範囲の広さは尋常でなかった。

浦和レッズの場合

2006 ガンバ大阪に勝ってJ初優勝 
2007 最下位横浜FCに惨敗し目前の優勝を逸す 
2008 横浜マリノスに6失点の屈辱的大敗 
2009 3連覇の鹿島アントラーズ、目前で胴上げ 
2010 降格寸前のヴィッセル神戸の残留をアシスト 
2011 J1昇格チームの柏レイソル初優勝を目前祝福

浦和レッズの最終戦

柏レイソルの場合

2009年7月ネルシーニョを迎えて2部に降格。J2の1年間でチームの骨格(土台)を作り上げ、1年でJ1復帰。全員が厳しい守備に高速カウンター。
リーグ優勝は見事というほかない。レイソルが今年のクラブWCに参加することになったのだ。
『チームの成熟度が違った』(浦和・原口選手のコメント)同じ方向を向いた監督、選手、フロント。

何よりブレないフロント。

サガン鳥栖の場合

大切なチーム熟成の期間。「噴煙で練習に集中できないから」と安易にキャンプを中止したどこかの降格チームと違い、サガンの春先の猛練習は半端じゃなかったと聞く。
ユンジョンファンの手腕もあるが、7年の歳月をかけ明らかに松本育夫さんが現在の土台を築いた。

アビスパ福岡の場合
「クラブ存続の危機」「赤字だけは出せない」九州の雄都というべきこの大きな都市で、いかにも2部が相応しいとでもいうのか。
来季、若手主体のチームづくりで1からの出直しすることになった我が愛しのチーム。
ブレないクラブが結果を出している中、存続だけが目的なのか。相変わらずトップは後ろ向きの言葉ばかりで歩むべき道(ヴィジョン)は指し示せないまま。
当初は少しは期待もしたものだが。フロントの進化(自らの変革)がない限りこのクラブの未来はない。

フロンターレの場合

筆者は、東京で仕事している頃は川崎市民であることが長かった。フロンターレはまだ強くはなかったけど、その頃から田園都市線の駅前の商店街には水色のノボリがはためいていた。
個人的にも馴染みのあるフロンターレには、今でも親近感を覚え、たまにはフロンタのツイッターものぞく。

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
おはようございます。現在、明日のナビスコカップ1回戦vsサンフレッチェ広島に向けたチラシ配布を元住吉駅宮崎台駅向ヶ丘遊園駅で実施しています。8時30分まで実施しますので、よろしくお願いします。
7月26日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
フロンパークの飲食売店の一押し売店にあの男達が帰ってきます。名古屋で行われた7月場所を終えた春日山部屋力士達が、川崎ちゃんこブースに戻ってきますのでお楽しみに。場所中は、おかみさんありがとうございました。
7月26日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
今日は今季初の平日ナイター。もちろん「遅割(おそわり)」やります!前半終了後から当日券が何と半額!今から等々力に向かえばまだ間に合いますよ。
7月27日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
本日(28日)18時〜19時30分に東急田園都市線鷺沼駅東日本大震災の復興支援活動の一環とした街頭募金活動を実施しますので、活動にご協力いただける方は17時50分までに駅改札付近にお集まりください。
7月28日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
8/24名古屋戦「エコエコサマラク最終弾・ホラー編」『つまみ枝豆の本当にあった怖い話2』とビール・SB指定席チケットをセットにした「枝豆セット」は本日受付開始!
8月1日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
明日、オープンするフロンターレローソン。まだ店内をお見せすることはできませんが、勿論水色が使用されておりフロンターレのロゴやエンブレムが店内、店頭にデザインされてます!
8月1日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
川崎ルフロン献血ルーム献血をすると、この「川崎フロンターレバージョンけんけつちゃんマスコット」をプレゼント!9月末までの限定です♪
8月4日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
おはようございます。これから(7時30分〜8時30分)明日のセレッソ大阪戦に向けた試合告知チラシ配布を武蔵小杉新駅、稲田堤駅鷺沼駅で実施します。よろしくお願いします。
8月5日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
昨日実施したJR南武線稲田堤駅での東日本大震災復興支援活動の一環とした街頭募金活動の集計金額は,60,136円でした。募金いただいたみなさん、誠にありがとうございました。
8月5日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
次回の街頭募金活動は、8月19日(金)JR南武線武蔵小杉駅で18:00〜19:30に実施予定です。ご協力よろしくお願いします。
8月5日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
ガチャフロは1回200円、フロンターレのガチャガチャです。アズネロ、等々力競技場内メインスタンドコンコースと9番ゲート上、そしてフロンパークのグッズ売店横でチャレンジできます!
8月6日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
おはようございます。本日、フロンターレ川崎市内の5カ所でイベントを主催や参加があります。まずは春日山部屋ちびっ子スモウ体験。
8月7日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
梶ケ谷の市民プラザでは10:00から「橘ふるさと祭り」が開催されます。入口前でキックターゲットやグッズガラポンを出展。遊びに来て下さい!
8月7日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
橘ふるさと祭りの市民プラザ二階では、クイズやゲームで楽しく節電を考えるイベント「挑む!節電!」コーナーも出展してます。参加無料です。子供たちで大にぎわいです!
8月7日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
今日は岡本太郎美術館の近くにユニ型ビッグフラッグを掲出中!
8月7日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
フロンターレU-10所属の久保建英(たけふさ)選手、FCバルセロナと契約。川崎から世界へ。
8月7日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
選手会主催活動「多摩川エコラシコ」を開催。多摩川河川敷の清掃とEボート体験を行いました。
8月7日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
本日からサントリーさんとのコラボ企画がスタート。その名も『川崎ハイボール、勝利のハイボールを飲もう!』キャンペーン!! 
8月8日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
川崎ハイボール、勝利のハイボールを飲んでこの暑い夏を乗り切りましょう!!キャンペーン参加店舗はフロンターレシティ内の特設ページからチェック!! 
8月8日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
天皇杯2回戦のチケットをホームゲーム会場(8/24〜9/28)で購入した方、先着500名様には「天皇杯オリジナルレジャーシート」をプレゼントしちゃいます!
8月9日

frontale_staff川崎フロンターレスタッフ
会報誌『デルフィーノ』はお手元に届きましたか?今回はファン感のお知らせを同封しました。チラシを見てるだけでも面白いですよね。でも、当日はもっと面白いです。保証します!9月4日はお誘い合わせの上、川崎競馬場へ!
8月10日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
現在、あいにくの天気ですが、19時30分まで東日本大震災の復興支援活動の一環とした街頭募金活動をJR南武線武蔵小杉駅で実施しています。お近くの方、どうぞよろしくお願いします。
8月19日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
本日のJR南武線武蔵小杉駅での街頭募金活動は、クラブスタッフ、ボランティア、サポーターの総勢17名で実施しました。悪天候の中ご協力いただいたみなさん、誠にありがとうございました。
8月19日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
アウェイツアーバス東名高速を順調に走り、沼津を通過。車内はビンゴ大会で盛り上がってます!
8月20日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
本日より「クォーター(1/4)シーズンチケット」販売スタート!9月以降のリーグ戦5試合がセットになったお得なチケットです。販売券種はS、SG、ホーム・Aゾーン。もちろん先行入場権&(大人の方には)プレミアムDVD付きです。
8月20日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
明日の名古屋戦は「後援会特典招待チケット」対象試合です。まだ後援会に入っていない方は、その場でご入会いただくと名古屋戦と9/11神戸戦で使えるAゾーンのチケットが付いてきます!(個人会員2枚、ファミリー会員4枚、ジュニア会員1枚)
8月23日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
今日はU-18の選手を対象にしたクラブ特命大使である中西哲生さんの講習会で下野毛グラウンドに来ています。テツさんの話にU-18の選手たちは真剣な表情。
8月25日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
本日、久地梅林公園で17時から開催される「川崎北工業会納涼祭」に参加します。キックターゲットやガラポン実施のほか、ふろん太もやってきます!お近くの方はぜひ遊びに来て下さい!
8月26日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
本日18時〜19時30分に東急東横線新丸子駅東日本大震災の復興支援活動の一環とした街頭募金活動を実施します。あいにくの天候ですが、雨が続くようなら武蔵小杉駅に場所を変更します。よろしくお願いします。
8月26日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
8/19(金)からスタートした9:30〜「朝ヨガ」と10:40〜「ヨガセラピー」。ヨガのポーズを用いた呼吸体操を行います。 
8月27日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
ご要望にお応えして「over50個人参加フットサル」開催決定!! 
8月27日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
フロンタウンで開催の『青空健康教室』、木曜は9/8(木)スタートで9:30〜「ウォーキング&シェイプアップ」と10:40〜「メイクボディプログラム」。指導者は幸村晶子先生。
8月29日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
2010年度川崎フロンターレ後援会の入会期限は9/11まで。WEB入会は「コンビニ支払」が9/2、「カード支払」は9/9 13時で終了予定。入会検討中の方、お忘れなく☆
8月30日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
東急田園都市線宮前平駅での街頭募金活動はクラブスタッフ、ボランティア、サポーターの総勢8名で実施しました。ご協力いただいたみなさん、誠にありがとうございました。
9月1日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
皆さんおなじみの「ふくしまの米」ブースが『ファン感』で復活!昨年大人気だった「米粉パン」も販売します!あんことジャム両方揃えてます!あなたはどっち?
9月2日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
「フロンターレトレーナーに選手がしてもらっているマッサージをしてもらえる権利」の実施場所は、麻生グランドメディカルルームを予定してます! 
9月6日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
「クラブスタッフに結婚式(2次会)を企画・運営してもらえる権利」に落札決定前にも関わらずずいぶん具体的な質問がチラホラ。大丈夫です!任せてください。マジでやりますので!
9月7日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
麻生・多摩区のポスター配布は長沢→生田→読売ランドと来て、これから百合ヶ丘に向かいます。若干涼しいとはいえ、やはり日射しは熱いです。さあもうひと踏ん張り!
9月7日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
百合ヶ丘のとある写真屋さんにて。歴代ポスター揃い踏みです!
9月7日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
「フロンターレトレーナーに選手がしてもらっているマッサージをしてもらえる権利」 トレーナー陣は現在の入札額を見て、あまりにも高値がついているのですでに緊張しはじめています(笑)
9月7日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
本日(8日)18時〜19時30分にJR横須賀線武蔵小杉(新)駅で東日本大震災の復興支援活動の一環とした街頭募金活動を実施しますので、活動にご協力いただける方は17時50分までに駅改札付近にお集まりください。
9月8日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
そして、ちょっと気が早いですが・・・2012年度「指定席シーズンチケット」を購入予定の方、10月末からの先行販売で購入するには「口座振替(自動継続)のご登録」が必要です。特にSA指定席は先行でほとんどの席が埋まってしまいますよ!
9月8日

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
後援会特典の「招待チケット」、お手元に残っていませんか?使用期限は明後日の神戸戦です!残っている方は是非ご来場&お友達にプレゼントしてください。
4時間前

frontale_staff川崎フロンターレ スタッフ
9/4(日)ファン感についてのアンケートを後援会マイページで実施中!来年度以降のファン感を充実させるために「ここはよかった!」「これはダメだった・・・」「おいしかった!」など、何でも構いませんので教えてください!
1時間前

等々力に行く度に、思わず正面壁面にある歴代のチームのレリーフを見てしまう。
川崎フロンターレ公式サイト9月4日、川崎フロンターレは「ファン感謝デー」を開催した。
■何を目指し、どこを向くのか?

『とにかく利益を出していかないといけない。』
『トップチームの成績はもちろん必要だが、まずは地域に根付くこと。そのためにはまだ歴史が浅い。』(アビスパ福岡社長大塚唯史氏談、9月9日朝日新聞夕刊)

彼も当初は『街を走る』と威勢のいい話をしていた。昨今は「歴史が浅い」といい始めている。
ところで、川崎フロンターレは、アビスパより歴史が深いのか?

遅すぎた決断

アビスパ福岡の監督が解任された。
どうにも、こうにも、本当に(心からそう思う)遅すぎた決断。
■場当たり人事
アビスパ福岡は、これまで、フロントの人事は、主に地元大手企業の集まりである七社会が決めてきた。

最初の運営母体はコカコーラだったが、そのうち九州電力が(主に)その役を担った。
金は出すから決定権も持つ。
が、役人人事と同様、一定期間が過ぎれば決定権者の出向期間は終わる。
そうやって、現場は目先だけの結果主義に陥り、体制としてどうしようもないほどの脆弱なクラブは、一向にプロのクラブの体をなしてこなかった。
何年経っても、何の反省も積み重ねもなく、有効な手立てを打ち出せてこなかった。

フロントに、サッカーなど見たこともない、会社の経営さえしたこともない人たち。
そんな素人社長は、Jの他のクラブにも多い。だが、しっかりしたクラブには、その下に、権限と責任を合わせ持つ(実力派の)部長クラスがいる。
いずれにしてもアビスパには、そんなド素人の人たちが出向し(出向させられ)、人事権を掌握してきた。


そういう中に、サッカーゴロ(サッカーヤクザ)というべきプロの連中が強化部に入り、アビスパ福岡は、いいようにやられてきた。
アビスパの強化部にうまく入れば、毎晩、中洲で遊べるだけにとどまらない。
いつのまには彼らの車は新車に替わり、立派なマンションに住めた。
そうやって時間だけが流れ。
あげく、30億円以上の金をドブにすてた。
減資という名のもとに市民の血税を無駄にしてきた。

■トップは、現実だけでなく、夢とビジョンを語れ!
だが、しかし。ここ2年。
ようやく、アビスパ福岡七社会から一人立ちしつつある。
長くクラブを見て来た者からすれば、少しは光明が射す思いがしてきた。
しかし、クラブの運営も経営も、チーム方針もその人事も、そのやり方は、一向に以前と変わってないように見える。
筆者の友人には、
「広告代理店と密接に繋がった、購読数の伸びない地元マスコミ・西日本新聞社が、単に七社会にとって代わろうとしているだけじゃないの」という口の悪いのもいる。

それにしても。
会社をやってる人や人事をやっている人なら常識だと思うが。
大きな決断。
その際の、人には辞めさせ方があり、辞めさせるタイミングがある。


S級取り立ての篠田氏に「ハイ、明日から監督」と辞令交付したように。今回も、トップは何のビジョンも方針も打ち出せず、浅野氏へ「残りの期間、後は任せたから」との、その場しのぎの切羽詰まった決断のように思える。

過去にやった過ちは二度と繰り返せないはずなのに。

本日(4日)午後1時6分、永遠の眠りについた松田直樹選手(松本山雅所属)に、心から哀悼の誠を捧げます。

ひとつになるチカラ

『サッカーは、ピッチの中の人間だけが頑張って勝てるスポーツではなく、応援する人の勢いや想いがピッチに反映します。そして、みんなが一体化することによってさらに力が増すスポーツと言えます。
 被災されたベガルタ仙台が、この震災による中断を経て再開後に勝っているように、地域の人々の想いが選手に乗り移っていくという不思議な”力”がサッカーにはあります。やる人、見る人、それを支える人、皆の力がひとつになってサッカーでは結果が出てきます。
 サッカーが街にあることで、皆が力を合わせるひとつのきっかけとなり、街の力や元気を生み出していく。それを、より大きな輪にしていくには、ソシオの活動やホームタウン活動のように、街へ出て地道に活動を続けていく必要があります。』
(「福岡大学、乾教授(福大サッカー部監督)のインタビュー」〜Just Do It!第10号、表紙より一部を抜粋)

今回のテーマは、「地域が支えるクラブづくり〜ホームタウン活動」について。
また、自ら、クラブのエンブレムを最も忠実に体現しようとする「アカデミー出身の選手たち」について、の特集です。

6月25日(土)、仲間たちと、フリーペーパーJust Do It! - livedoor Blog(ブログ)を久しぶりに発行します。

存続という名の無為無策

6月11日(土)レベルファイブスタジアム

アビスパ福岡は、今季未勝利のセレッソ大阪に、0−3。

内容に何ら見るべきところもなく、シュート数も6−23。

ホームで、なんとも無残な結果。
これで9試合、0勝9敗の全敗。

9試合で得点は僅かに8、失点は28とダントツのワースト1位。

プロとして、
プロサッカークラブのフロントとして、
また、プロチームの指揮官として、
この戦績が、プロとして恥ずかしい、無残な戦績なのは言うまでもない。

これまで、
フロントは、サポーターや観客(有料入場者)や株主、スポンサーに対して、この結果と戦い方には何の説明もないままにしている。

しかも、聞くところによると、
その「責任」を誰も問われないというのは、一体、どういうことなのだろう。

プロクラブの組織とは。
フロントトップも、指揮官も、彼らはアマチュアなのか。

アマチュア気分で運営しているとでも言うのだろうか。

現在(前季と今季)は、
「プロサッカークラブの存続がかかっている。」
「赤字だけは出せない。」

当事者として、どのクラブもそんなことは当たり前の話しではないのか。

何ら打つ手も見せず、説明もせず、「最低予算だから仕方ない。」

ホントにそうなのだろうか。

ホントに、それでいいのだろうか。


人間誰しも、我慢に限度はある。

チームの現体制の、
私たちの選手たちの、持てるチカラを、十二分に引き出せる手法や知恵がないのなら、

とっくに一定の責任を取るべき時期にきている。

選手たちのモチベーションは下がる一方。

チームは一つになれないでいる。

株主、スポンサー、そしてサポーターに対して、『我慢』を強いるのなら、トップも、その先のビジョン位は表明すべきである。

「クラブ存続」はわかったから。

それが、心打つ私たちの夢であり、ビジョンなら、我慢も一緒に共有しようと思う。

東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ

 今回の大地震津波の被害にあわれた方々には,心よりお見舞い申し上げます。
合わせて,一日も早い復興をお祈り申し上げます。

 この試合は,長居競技場に4万人の観衆を集めて行われましたが,とても意義のあるゲームだったと思います。

 岩手県出身の小笠原選手が言うように,被災された方へのメッセージだけでなく,このゲーム自体が,多くの人々に元気と勇気を与えてくれました。

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